Mexico Tour 2017

 

 先日来、2017メキシコ・ツアーについて、ポツポツと問い合わせあり。例年に比べるとどうも多いような気がする。というわけで、いつもより早めにツアーについてのページを作りました。

 

 行き先はレイク・エル・サルトだけのつもりだったのだけれど、つい先日メキシコに遠征していたテッケル前田氏よりレイク・ピカチョスが好釣との情報を得て、今年あるいは去年と同じくどっちのリザーバーにも行くという案も浮上しているところ。大まかな日取りは既に決まっているものの、詳細は変更になる可能性があります。

 

 とは言え、ページを見ていただくと概要はわかると思うので、興味のある方はこちらをご覧あれ。随時更新します。メールでの問い合わせも歓迎。

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Rain Dogs

 

 雨の日曜日に仕事を休んだ。リビングでRain Dogsを聴き始めたら、傍で7ヶ月の息子が愚図り始める。子どもの存在は人生を一変させた。お互い(俺と子どもということです)この先どうなるのか、大いに興味がある。

 

 

 Rain Dogsを聴いたのは、愛車の240がその前の日に修理から帰って来た時、カーステが歓待のBGMにチョイスしたのがそれで、久しぶりに聴いたら、やっぱりこれって出色であまりに印象的だったから。そんな大好きなトム・ウェイツを息子が気に入らないなんて大変困る。そう、非常に困る。

 

 ところで240の修理はここのところ立て続けで、ダッシュボードを二度ほど叩いて「おかえり」と言ったのはまるでデジャヴ。修理代が痛いには違いないが、それでも240に対する偏愛に変わりはない。乗り始めて早くも4年目になるけれど、愛車というにふさわしい車だと今も思っている。

 

 

 さて、リリースしたてのSonic Horn Mini Orch.の釣果が相次いで届いている。一番乗りはマニア谷口、二番乗りはシンタロウ、十数年前のワンツーコンビである。続いてデンさんも。この時期にしてこの釣果は上出来だ。

 

 

 中でも俺を驚かせたのは一番乗りの魚に次いで、間髪おかずに送られて来たマニア谷口の50up。2本目にいきなり50upとはお見事と言う他ない。これがマニア谷口のマニア谷口たる所以だ。ルアーはもちろんなのだけれど、マニア谷口こそは恐るべしと言っておこう。

 

 

 ジョイントである上に金属パーツがお尻に付くなんていうのは、少々くどいという向きもないことはないと思う。ただ、Sonic Horn Mini Orch.というプラグの場合は、それ自体がコンパクトだということと成り立ちの必然性のようなものが、どうもまとまりをよくさせていて、釣れる気にさせてくれる。まことに観念的ではあるけれど、そうは思いませんか?

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メキシコへと馳せる想い

 

 起こされるまでもなく時差ボケのせいで早くに目が覚めてしまって、同室のツアーメンバーを起こしてしまわぬよう静かにドアを開け外の様子を伺う。まだ明けきらぬ薄闇にここ独特の乾いた冷気が充満しているのを感じる。厨房にあかりが灯り、スタッフが朝食の準備を始めているようだ。暗いままの湖面に目をやると、緊張感やら期待感やら、時には焦燥感やらゆとりやら、そういうものがない交ぜとなった気分が胸いっぱいに膨らんで、穴という穴から溢れてしまいそう。

 

 冷え込みの増す宵の事務所にて晩年のビル・エヴァンズを聴きながら、そんなエルサルトの早朝を想う。ついには足が冷え始めたところでふと我に帰り足元の電気ストーブをつけた。それにしても昔はあんなに退屈だったジャズが今ではすんなりと心の中に染み渡る。昔も今もビル・エヴァンズの演奏は変わらないはずなのだけれど。

 

 

 さて、先日も書いたように、頓挫してしまった今シーズン中のアマゾン行きの代わりと言ってはなんだけれども、このところは想いをメキシコに馳せている。そう、来春もメキシコに行くことを決めた。行き先はレイク・エル・サルト、時期は5月中旬である。個人的に5月という時期は未体験でかなり興味をそそられている。

 

 今年3月に行った時には釣れるには釣れたが、どうやら大型はスポーン真っ最中あるいはアフターのようで、少々あてが外れてしまった。思えば過去にもそういうことがあって、3月というのはそういう意味で難しいといえば難しい。4月は過去に何度かいい思いをしたことがある(10ポンドを3本釣ったのも4月の中頃)から4月にすればいいようなものの、ここ数年は水が減り過ぎて、しかも水質も悪いと言うことがある。エルサルトではないけれどバカラックではそれでひどい思いをしたこともある。それに何年か前にはエルサルトでもこの時期はロッジをクローズしていたこともあった。

 

 ただ、ここのところはそこまでひどいと言うことはないようで、次に行くなら4月にしようと企んでいた。それでロッジに確認をしたところ、行きたい時期はなんとイースターホリデーで休みなのだそう。しょうがないので期間をずらすことも考えたけれど、その期間には漁師の網がある。(長年かかって導き出した情報なので、あまり言いたくはないのだけれど、漁師の網がある期間とない期間と言うのが実はあるのです)この網というのは満水ならばそれほど気にならないものの、減水してしまうととても釣りづらいのだ。

 

 そこで浮上したのが5月。これまで5月に行かなかったのはその時期ともなると日本もそろそろシーズンインということもあったから。それでも5月からはこの網がないのだそうで、それにそもそも興味もあったことだし。ただし懸念もなくはない。それは暑さ。これまでに行ったことのある時期に比べて、相当暑くなることが予想されるから、これがトップウォーターの釣りにどう影響するかだ。

 

 おっと、あまりに想いを馳せ過ぎて、えらい長くなったのでこの話はこの辺で。とにかくメキシコツアーを敢行することになったので興味のある方は連絡下さい。問い合わせのみも歓迎します。(問い合わせはinfo@tsunami-lures.comまで)既にリピーターからは未確定ではあるものの同行希望者が数名と、思ったより多くて少々驚いているところ。メキシコの魅力を知ってからというもの、俺と同じように折に触れ想いを彼の地に馳せていたらしい彼らも、時にメキシコ熱にうなされつつ次に俺が行くのを虎視眈々と伺っていたよう。

 

 

 ところで、画像のプラグは年末に10年ぶりにリリースする予定のワンペロ( Wonder Pecker Royal)。そう言えば、この新しいカラーパターンもメキシコのカルチャーに大いに影響されたものだ。彼の地の死者の日というお祭りに飾られるカラフルな骸骨を津波ルアーズ流にアレンジしてある。画像のはテンプレートを切り抜いて仮で塗ってみたものなので、実際のカラーリングはもっとずっと派手になる予定。ただいま鋭意製作中。どうかお楽しみに。

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Release !

 

 ちょっと前に車の中でロス・ロボスのKIKOがかかり、今日は事務所でこれがかかる。いつ聴いてもやっぱりいい。彼らのアーシーなチカーノ(メキシコ系アメリカ人)ロックはどのアルバムでだってご機嫌ではありますが、中でもこのKIKOは秀逸だと思う。そういえば、彼らも移民、あるいは移民の子供たちだろうけれど、そういう人たちによって混血化される音楽はいつも斬新でユニークだ。

 

 

 さて、本日めでたくSonic Horn Mini Orchestraを出荷いたしました。明日にはお店に届けられることと思います。そんな混血好きの元木が丹精込めてミクスチャーしたデザインをとくとお楽しみいただきたい。そうそう、画像のCrazy Fishと名付けられたカラーパターンなんてまさにメキシコの絵柄に触発されたものだ。結構前からうちに存在するこのパターン、何度も塗られたり、あるいはしばらく塗られなかったりする間、熟成されてきた感がなきにしもあらず。

 

 

 そのSonic Horn Mini Orchestraの次、年末にリリース予定なのは、なんとあのワンペロ(Wonder Pecker Royal)である。と言っても知らない人の方が多いかもしれない。だって最後にリリースしたのはもう10年も前だから。

 

 一部に待望論はあるものの、おそらくはごく少数で、そこにはリスクもないではないし、そもそも変わった形のダーターなんてスタンダードな形に輪をかけてマイナーでマニアック、それにこのシェイプってなかなか木工が複雑で見かけによらずコストもかかる。よくよく考えれば、そういうネガティブな要素を払拭してしまえる何かがあったわけでもないのにどうして再リリースしようと思ったか?自分でもよくわからないけれど、それは一つには気分である、としか言いようがない。三年前なら思いもしなかったし、だからと言ってそれから何か変わったのかと言うとそうでもないわけだから。

 

 そんな気分になったのが去年くらい。前に削ってもらったところとは取引がなくなったので、最近付き合いのある木工の会社に相談した。(そう言えば、昔このプラグを作ろうとした時に付き合いのあった木工屋から「このシェイプは削ることが出来ない」との回答を得て、それが原因で木工屋を変えたといういわくがある)今年になってサンプルを依頼し、テストしてウェイトのバランスなんかを見直す。

 

 改めて使っていると、これが面白いプラグであること、使えるプラグであることを再発見する。待望する人の気持ちもわかるってもんだ。こうして10年ぶりにリリースする気持ちは高まっていったと言うこと。

 

 只今、カラーパターンを作成しているところです。どうかお楽しみに。

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嬉しいこと、寂しいこと

 

 アマゾン遠征は頓挫したけれども、おかげで嬉しいこともあった。少し前に来年1/20のとあるイベントで「何か演りませんか?」と古くからのバンド仲間であるドラマー氏に嬉しい誘いをもらっていたものの、アマゾンのスケジュールがはっきりしないことがあって保留にしておいた。一昨日だったか、もう遅いかもしれないと思いつつ一応スケジュールが空いた旨のメールをやつに入れると、即行で返信があり、その後ポンポンと話は進んで、なんと出演出来ることになったのだ。

 

 もう何年になるだろう、活動が自然停止してしまっていたAsian Sonic Ensemble=通称アジソニというバンドの面子の中から、参加できる人を中心にやろうというつもりで、それでもせっかくだからと俺とドラマー以外の8人全員に声をかけてみる。するとどうだろう、彼らのほとんどが二つ返事でOKをくれた。それに前からこのバンドで一緒にやりたかった、旧知のアコーディオン・プレイヤー女史もダメ元で誘ってみると、喜んでということ。まるでブルースブラザーズみたいだ、と思ったら、嬉しくて涙が出そうだった。本当に。

 

 ただ、東京在住のサックスプレイヤー女史は物理的に難しく、もう一人のサックスプレイヤー氏は「スケジュールとか色々確認するから待って」とのこと。そのサックスプレイヤー氏のもったいぶりようは、それはそれでまことにやつらしくもあり、なんだかそれさえ微笑ましく懐かしい。参加してくれるといいけれど。

 

 そんなわけで、Asian Sonic Ensembleのおそらくはおおよそ9年ぶりくらいのステージになる、1/20(金)の西天満のガンツ トイトイトイに是非いらっしゃってちょうだい。

 

 これを機に来年はこのAsian Sonic Ensembleや、この面子を中心の俺自身のユニットで、もう一回や二回はライブを敢行したいと企んでいる俺だ。

 

 

 そんな折、facebookを何気なく見ていた俺の目に訃報が飛び込んだ。どうやらレオン・ラッセルが心臓発作で亡くなった模様。目にした瞬間、意表を突かれて、やけに寂しさがこみ上げた。74歳だそう。この辺りの歳の我々のアイドルたちが、続々と天に召されて行くのを見るのは本当に寂しい限りだ。

 

 スワンプロックの雄は、俺の中でずっと、鋭い眼光で真正面を見据えつつ、あの絞るようなダミ声でA Song For Youを歌っていてくれることでしょう。

 

 

 さて、Sonic Horn Mini Orch.の予約は明後日水曜日締め切りというお店が多いはず。出荷は金曜日の見込み。

 

 ちなみに画像はBGというパターン。グリッターをブランクに何重にもまぶし、ウレタンで何度もコーティングした後、磨いて表面をフラットにするという特殊な手法で塗られている。そうすると水中でもご覧のような艶かしい輝きを放つのだ。

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