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Through the hill

「あの頃」と人は言う。一生懸命生きたご褒美に神様は「あの頃」をくれるのだ、と学生時代の友人がブログに書いた。

昔からそういう金言めいた言葉にわりに反応し易いたちの男だったような気はするが、これほど印象的な言葉を吐いたことはなかった。生きる勇気の湧く言葉である。 





ハロルド・バッドとアンディー・パートリッジのアンビエントを聴きながら、Online Storeを更新する。  

アルバムのタイトルは「Through the hill」。
「丘を越える」ということに執着することに俺は妙なシンパシーを覚えてしまう。
越えようとする「丘」はまるで「あの頃」のメタファーである。




さてと、Online StoreにUPしたのは、去年の始めにリリースしたBIMBEの2012ヴァージョンのチューンド・ヴァージョンだ。 

とあるユーザーから2007のヴァージョンが気に入って2012ヴァージョンを買ってみたら思うようにアクションしてくれない、と言うご指摘がありまして、気になって実際に比べてみた。すると、確かに2012ヴァージョンは2007のヴァージョンに比べ若干アクションし辛い。

そこで試しに2012ヴァージョンのウェイトをチューンしてみる。するとかなりアクションし易くなった。

両者のスペックを比較すると、材質がバスウッドからアユースに変わっていること、タツマキ・プロップが少し薄くなっていること、それからカラーによってはアロウジーニョ・プロップが付いていることで、そもそもアクションは違う。それぞれに良さがあるとは思っている。

それでも操作感が向上するのならばと言うことで、うちにある在庫(それほど多くはないですが)のBIMBEには全てウェイトチューンを施すことにしたのでした。よろしければOnline Storeで。 

 追記:チューンと言ってもお尻のオリジナル・リベットをアルミから真鍮メッキに変えただけの簡単チューン。
オリジナル・リベットはパーツとしても売っていますので、2012ヴァージョンのBIMBEをお持ちの方は自分でもチューン可能。
ただし、接着剤で貼ってあるリベットを剥がすには注意しないと塗装もろとも・・・という少々のリスクはあります。
またチューンは2007ヴァージョンには新たに穴を開けなければならないので不可です。

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LAMBDA SOND
 


たった今鳴っているサラ・ヴォーンに気分を良くして、サラ・ヴォーンについて書こうと思っていろいろとネットを見ていたら、別のサラ・ヴォーンが欲しくなってカートに入れてしまう。よくあることだ。



次にリリースのフィン付きペンシルは名前が未だ決まっていないのだけれど、カラーパターンは写真の6色で決まりなのだ。

バスウッドなのでアユースと違って虎目のがあって、シンプルなTSBを塗ることにした。それから左から4番目のCFはわかりづらいとは思うけれど、いつものブラック・ベースと違ってパープル・ベース。随分前にもパープル・ベースは塗ったことがあるのだけれど、今回のは前よりも発色がいいと思う。と言うようなところがトピックだろうか。

他のカラーパターンについても気が向けばおいおい書いてみたいと思う。
リリースは3月にかかってしまうでしょうか。



ところで、写真は240のグリルに付けようと思っているエンブレム。
eBayで落としたのが本日届いたのである。ルアーのカラーサンプルをコーティングするついでに、この痛んだエンブレムをリフィニッシュしてみる。



少々いいかげんと言えなくもないけれど、遠目には奇麗に見えるくらいに仕上がったのが上の写真。

ちなみに「LAMBDA SOND」とはアメリカ向けのVolvo240に付く酸素センサーのこと、あるいはそのメーカーのことらしい。
どうしてそんなパーツのことが車の顔と言ってもいいグリルに特別にフィーチャーされてしまうのか、俺にはもうひとつ合点がいかないが、まあいい。
これが付いているフィヨルドブルーの240がやけにかっこよく見えたので、ミーハー根性丸出しで付けてみることにするのである。

ま、しかし、そういう見た目というのは大事なのだ。そもそも見た目に惚れ込んでこの車を買うのであるから。

| Music |
どたばたしてほっとする

夕べは雨でフットサルは中止かと思いきや「ある」との連絡でコートへ向かう。
結構な雨模様で、しかも予報もすっかり雨だったから、集まっていたサッカー馬鹿は俺を入れてたったの6人で、それも予想出来たいつもの顔ぶれなのだった。

たったの6人だけれども、3対3なら成り立つわけで、こういう時ってやけに盛り上がってしまうのもいつものことだった。たまにはこういうのも楽しい。

ただし、割り勘で支払う料金は高いし、真冬のずぶ濡れはわりと辛いので、こういうことは「たまに」ということにしていただきたいとは思う。



そんな雨の夜、家に帰ってメールをチェックしようとMac Book Proを起ち上げるべくパワーボタンを押す。ところがいつもの起動音どころかうんともすんともいわない。もう一台の古いMacBookでいろいろと調べてみるが、遂になんの解決もみず、あきらめて今日を迎える。

サポートに電話してもまるで解決せず。保証は前月で切れていたので、すっかり高額有償修理を覚悟して結局はアップルストアに夕方の予約を入れる。



釈然としない気分ではあるけれど、Cosmo del PlasticoとVickitan Hornのパッケージのデザイン期限が迫っているので、事務所のiMacでそっちの仕事に取りかかる。
一年前に先代のMacBookProが壊れた時、(嫁の)英断でMacBookProとiMacを両方買っておいて本当に良かったと思う。

夕方の心斎橋アップルストア。
「バッテリーがおかしいと思うので、2~3分いただいて中を開けてみます」と親切そうなスタッフ。どこかから帰って来ると「電源入りました。
とりあえず安心していただいていいと思います」とのこと。バッテリーを接続し直したそうで、これで解決した事案が結構あるらしい。

ということで、ほっと胸を撫で下ろしたのでした。

せっかく心斎橋まで出向いたので嫁と南堀江あたりを散策。
作ろうと思っているメッセンジャーバッグの参考になりそうなサンプルを見つけて購入。
ついでに久しぶりにベトナム料理を喰う。香草盛りなるものをオーダーしてみるが、こればっかし食べるのは俺には辛かった。嫁はパクパク食していたけれど。




腹一杯の帰り道、例のスピーカーから鳴ったのは、これまた久しぶりのCream。王道ですがCrossroadsとWhite Roomは学生時代にコピーして演奏したこともあって、どたばたしてほっとした一日の帰路に、240をドライブしながら自然と気分は高揚してしまうのである。

そんな2月のとある一日でした。

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音楽のない休日


国境とか人種とか言葉とか宗教とか、音楽とはそういう障壁をものともしない、と言うことを感じさせる、俺が生まれた1963年のサム・クックの歌で仕事が始まる。
ミスター・ソウルのライブはスタジオ盤にはない、暴力的と言ってもいいくらいの力強さと、扇動的と言ってもいいくらいの迫力で未だ我々を魅了するのだ。

一昨日のうちに次のルアーのカラーサンプルが首尾良く塗れたので、昨日は休みにした。
代車の240で出かけたのだけれど、この代車のステレオはほぼ壊滅的と言ってもいい状況で、故に無音で車上を過ごす。



俺の場合は事務所でも車中でもほとんど音楽が鳴っているので、それはそれで新鮮と言えば新鮮なのである。
20年あまり前の車が奏でる音もそれなりにリズミカルで、それは音楽的と言えなくはない。

そう言えば、この頃の車は驚くことに音がしなかったりもする。
嫁の実家のプリウスを運転すると、エンジンをかけてもかかっているかどうか判断出来ないし、信号で止まった時なんかにはエンストしたと勘違いしてしまいそうな俺だ。
ま、それも慣れの問題だとは思うけど。



慣れというと、やっぱり音楽の鳴らない車上には耐えられなくて、ポーダブルのスピーカーを買ってしまう。これにiPodを繋ぐと簡易のステレオになる。
ステレオと言ってしまったが、実はスピーカーがひとつしかないので、これはステレオではなくてモノラルである。
きょうびAM放送でさえステレオなのだから、このスピーカーの潔さには少々驚きを覚える。

潔いと言えば、240の内装とか装備もかなり潔くて、例えばドリンクホルダーなんてものがない。オートバックスとかでそれを買って付ければいいようなものだけれど、装着する場所にも困っております。

そんな240がFree & Easyという雑誌にちょこっと載っていたので買ってみる。
ほんとにちょっとしか載っていなかったという落ちはさておき、ここでも例の「空飛ぶレンガ」というニックネームについて触れられていて、元になる英語が「フライング・ブロック(Flying Block)」となっておりました。これはおそらく「フライング・ブリック(Flying Brick)」の誤りでしょう。

「空飛ぶレンガ」が「空飛ぶブロック」になったところで大勢に影響はないとは思うけれど、微に入り細に入りこだわってしまうかの雑誌にあっては、少々残念な間違いでした。

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My Funny Valentine

My Funny Valentineで仕事が始まった。そう言えば、巷はそろそろバレンタインらしい。

この頃、煽られて乗せられてやってしまうことも、それほど悪くないと思えるようになった。
意味のあることかないことか、そんなこと誰にもわからない。決めるのは自分自身で、それがセンスというものだろうか。 

さて、「Sweat Full Zip Parka」「Chambray Shirt」「Waffle Knit Cap」が入荷しました。
ご予約いただいた皆さんには、直接もしくはディーラーへ本日発送します。
お待たせしました。 

好評につき、若干数在庫しましたので、迷っていたあなたもぜひどうぞ。 



このプラグ、ぱっと見は二次元加工(旋盤で削る加工。断面が真円になる)なのだけれど、実は断面が楕円の三次元加工が施されている。
バスウッドで出来ていて、わりと喫水が深くなるようウェイト調整してあって、アクションは薄皮一枚くらいの水をかぶりつつ、フィンの傾きにともなってボディーも傾いてスライドするようなイメージ。
ダイブもこなします。とは言っても意識してそれをやるにはこつがいるから、一筋縄ではいかないかもしれないけれど。おもしろいプラグです。




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空飛ぶレンガ その2

足下から底冷えのする夜の事務所にホットなジャズが聴こえる。セロニアス・モンク・カルテットの次にホレス・シルバー・クインテット・・・どちらもピアニストがリーダーでしかも同時代の録音なのに見事に対照的でおもしろい。 



さて、昨日の「空飛ぶレンガ」の続き。
240についてちょっと調べるとこのニックネームが散見出来るのである。
この響きってあまりに強烈で、思わず240というとどれもが「空を飛ぶ」ような気にさせられるのだけれど、実はこれは80年代のスポーツタイプに与えられた異名で、俺が買うことになっている240エステートはとても空を飛んでしまうような代物ではありません。
まるで「レンガ」ではあるのだけれど。




俺のは20年あまりも前のほとんど最終型で、もっと言うとこのモデルはそれ以前に20年ほども続いた化石のようなモデルで、だから「レンガ」みたいに四角いわけなのだ。
昔はこんな風に角張った車はそれほど珍しくはなかったと思うのだけれど、80年代には既に少数派で、だからこんなあだ名が付いたのかもしれないなあ。

とにもかくにも、あのABUと同じくスウェーデン生まれの粋な車だと俺は思います。




ところで、次のルアーは冒頭の写真のやつです。
数年前に試作したプロトタイプを去年の夏くらいに引っ張り出して来て、当時は大して動かなかったこいつを動くように仕立て上げました。

一度放ったらかしてしまったプロトが、何の拍子にか俺に訴えかけることは珍しいことではなくて、それは今になってわざわざ古い240に乗りたくなってしまうこととちょっぴり似ているようないないような。

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空飛ぶレンガ

バーニー・ケッセルのギターが軽快に鳴っている。ギターが「鳴る」ということはこういうことなのね、と聴けば納得出来る、そういうギター。ああ、気持ちいい。いい音を聴くって贅沢だ。

写真は今朝の愛犬。彼女と散歩をするのもとても気持ちがいい。




240(未だ代車ですが)を運転するのもだんだん気持ちよくなってきた。気持ちの良いポイントをつかめつつあるような気がする。

この車の80年代のターボは「空飛ぶレンガ」なんていう異名を持っていて、なかなかインパクトのある走りを誇ったらしいけれど、俺のレンガはかなりスローでどうも飛びそうにはない。でもいいのだ、性能は二の次なのだから。



ところで、新しい車がやって来るということは、古い車とはお別れということになるわけで、昨日は二代目チェロキーに別れを告げました。(実際は240よりはチェロキーの方が年式は新しいのだけれど)先代から通算するとほとんど10年はチェロキーに乗ったということもあり、これはこれで寂しいものですね。


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空飛ぶレンガ

バーニー・ケッセルのギターが軽快に鳴っている。ギターが「鳴る」ということはこういうことなのね、と聴けば納得出来る、そういうギター。ああ、気持ちいい。いい音を聴くって贅沢だ。

写真は今朝の愛犬。彼女と散歩をするのもとても気持ちがいい。




240(未だ代車ですが)を運転するのもだんだん気持ちよくなってきた。気持ちの良いポイントをつかめつつあるような気がする。

この車の80年代のターボは「空飛ぶレンガ」なんていう異名を持っていて、なかなかインパクトのある走りを誇ったらしいけれど、俺のレンガはかなりスローでどうも飛びそうにはない。でもいいのだ、性能は二の次なのだから。



ところで、新しい車がやって来るということは、古い車とはお別れということになるわけで、昨日は二代目チェロキーに別れを告げました。(実際は240よりはチェロキーの方が年式は新しいのだけれど)先代から通算するとほとんど10年はチェロキーに乗ったということもあり、これはこれで寂しいものですね。


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Meets

大阪フィッシングショーを終えて休むつもりが、いろいろなことが起こる雨の月曜日である。

開放感に浸ったのは、アカシの車に便乗してインテックス大阪(フィッシングショーの会場です)から帰る途中に寄ったパーキングでの放尿時、ほとんどあれだけだったかもしれない。おしっことともに霧散した何かと引き換えに、平時の雑事が返って来たということか。




それでも何とかお休み気分になりたくて、映画のDVDを借りて返って来たところ、「Mulligan Meets Monk」を聴きながらブログに取りかかる。



マリガンの図太くも優しいサックスとモンクの奇異ではあっても暖かいピアノの出会いを聴いていると、フィッシングショーで声をかけてくれた皆さんとの会話の名残と、それから、この時期にもかかわらずリリースしたてのSonic Cigar SLで結果を出して、そして写真を送ってくれる、いつもの人たちの応援が脳裏に甦って、だんだんと気分を和らげてくれるのだ。



それにしてもこのふたりには感心してしまう。
この時期に、しかもルアーを限定されて、魚を釣ることはなかなか難しい。
かたや一番乗りでそれをこともなげにやってのけ、かたや50upを釣ってのける、それがいくら少々暖かい九州だったとしても簡単なことではないと思うのです。

彼らのコメントは、こちらでどうぞ。



それから考えると嬉しくなって、気分を和らげてしまうことがもうひとつ。次の車ボルボ240である。その整備箇所の打ち合わせに吉見自動車へ。

整備したり、それから色を塗り替えることになっているから、納車にはまだしばらくかかるのである。ちなみに上の写真が俺が買ったやつで、これが下の写真のやつみたいなフィヨルドブルーになることになっている。

下のは別のお客さんの車で、これを偶然見て一目惚れして、自分のを同じ色にすることに決めたのだけれど、今日はその車とまたも偶然に再会して、この機会に写真に収めさせていただいたというわけだ。



ついでに納車までの代車に同じく240を借りて来ました。
乗ってみてさらにスローな車であると感じる。文字通りビュンっと加速したり、スピードを出したり、そういうことが出来ない車であり、そういう気にもならない車です。

図らずも「出会い」のようなものを意識させられる雨の月曜日でした。

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フィッシングショー

ヘレン・メリルを聴きながら、フィッシングショーのある南港はインテックスから、渋滞の市内を事務所まで帰って来たところ。
いやはや疲れる。明日からまだ二日間もあると思うと、人見知りの俺は余計に疲れる。
しかし、ここは頑張りどころだ。



そんな俺がフィッシングショーに赴いたら会いに伺おうと思う、数少ない人のうちのおふたりが言わずと知れた写真のおふたりである。
久しぶりにお会いしたおふたりに、たまにはと思って、2ショットをお願いした。
結構レアなショットではないでしょうか。




さて、フィッシングショーは明日から一般公開です。
写真のお二人はもちろんそれぞれのブースに、俺はそれとは比べ物にならない小さなスペースにおりますので、よろしかったらお越しを。

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