Beat King JとSlapphappy Beaver

 

 不意を突かれて不覚にも少々驚いた。Beat King Jリリースのその日の夜のマニア谷口からの報告。彼にとってはおそらく十数年前からのほとんどルーチンワークと言ってもよいこの一番乗りの報告なのに、それでも未だにちょいちょい「マジか?!」って思う。今回も誰あろう作った本人にとってさえもインパクト十分だった。だって、やっぱり早過ぎるから。

 

 

 十数年前にリリースした前のヴァージョンのBKJと魚を両の手に持って、誇らしげに笑みを浮かべる数日前の太田隊長と、マニア谷口の名コンビでリリースの前後にナイスなタイミングの投稿をいただくのは、それでも久しぶりではなかったか。

 

 彼らがこのプラグに奇しくも思い入れを抱くのは何も偶然ではなくて、これが津波ルアーズを象徴するプラグの一つであるからに他ならない。さらに誤解を恐れず言ってしまうなら、トップウォーターの何たるかを体現するプラグの一つでもあると思っている。だからこそ、このシリーズでトップウォーターにのめり込んで、今じゃ釣具屋の店主なんていうpesca depot真太朗のような人もいるわけだ。

 

 

 そのネオ・ビーツ・シリーズに今や肉薄する存在が津波ルアーズの誇るスラップハッピー・シリーズ。案の定、これまた前回リリースしたばかりのSlapphappy Beaverによる釣果が増えつつある。近年この釣りを始めたとある御大に至っては、発売わずか二ヶ月で定番&封印なのだとか。

 

 

 津波ルアーズを語る上で、少なくともこの二つのシリーズを制覇しないことには始まらない、というのはもっぱらの噂。ね、オヤジさん。

 

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53Pick Up !

 イベントの告知を一つ。恒例の淀川53 Pick Upです。みんなの釣場である淀川のゴミをみんなで拾いましょうというイベントです。詳細は下記に。奮ってご参加を。

 

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大阪淀川53Pick Up 春の陣

 

日時:5月21日(日) 9〜12時 8時45分ゲートオープン。9時15分までに入場お願いします。

場所:淀川右岸 鳥飼西地区 鳥飼大橋下駐車場集合(摂津市鳥飼和道1丁目7-11)

参加費:大人一人1000円 高校生500円 小中学生無料(保護者同伴) 傷害保険代、軍手、袋、含む

持ち物 :飲食時の簡易椅子、ゴム手袋(軍手では不安の人)、ゴミ挟み等なるべくご持参下さい。

 

*ボート、カヌーお持ちの方は水辺からもゴミ回収しますのでご持参お願いします。

*雨天決行です。当日7時の時点で各警報が発令の場合は中止です。
*当日、淀川53Pick Up ガール(いとしのネェーチャンズ) のビデオ撮影も有ります。

*終了後、親睦会兼ねてBBQ(ライオンホルモン竹原氏を招いて)をします。

*当日は一般の方も公園を利用します。迷惑のかからぬようご協力お願いします。

 

連絡先:淀川53Pick Up責任者 岸本光弘 kmkmkm524@ybb.ne.jp (PC) km524km@i.softbank.jp (携帯) 

 

中部方面の方々は三河湖53pick upも同日開催しております。此方の方も宜しくお願いします

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Release !

 

 キング・オブ・ノイジー=Beat King Jはレギュラー、別注ともに本日出荷!明日あたりには店頭にお目見えするものと思われます。万が一、あなたの馴染みの津波ルアーズ・ディーラーにこれが見当たらないなんていう由々しき事態があったなら、即刻取り寄せてもらって下さい。画像のSF-IVはメーカー在庫がなくなりましたが、それ以外はいくらか在庫しています。

 

 思い起こせば、これのプロトタイプは初めてのメキシコ遠征、つまりはバモノスの撮影の際に俺と一緒に海を渡った。記憶に間違いがなければ、その時のファーストフィッシュがこのプラグによるもの。最初の魚にして55cmか56cmはあったのに、重さは5lbか6lbで、ガイドのマヌエルに「スキニー」と言われて、ちょっとしたショックを覚えたものだ。

 

 俺の大好きだったそのマヌエルは寄る年波には勝てず数年前にガイドを引退した。いったい彼は今どうしているのだろう。あれからおおよそ14年、今月末にはもう(確か)16度目のメキシコツアーに赴く。彼が今どうしているのか、誰かに聞いてみることにしよう。あれ以来Beat King Jをメキシコであまり使っていないし、今回は新しいのを持ち込んでみるかな。そして出来ることなら魚を。

 

(メキシコでの元木の最大魚 12lb。ちなみにこの頃はまだタバコを吸っておりました。止めてもう10年を超えた)

 

 そのメキシコ遠征には久しぶりに映像クルー(= Makie TV)を帯同するつもり。一緒に行くのは若手注目株(?)のトップブリッジ=ザキで、彼との共同名義でDVDをリリースすることになると思う。バモノス10の時だから、4年ほど前に彼とは一緒にメキシコに渡っている。その時は彼は映像にはほとんど登場していないのだけれど、今回はメインアクトである。あまりメディアには登場しない男だから、フレッシュな映像になるのではと期待を寄せているところ。場所は同じくレイク・エル・サルトだ。

 

 その他、素人有名人のアチャコ先生、それからグランデ部長が今回のツアーメンバー。今回は彼らの釣りも少し追ってみようと思っている。俺やアカシブランド明石に次いでメキシコに数行っているアチャコ先生がどんな釣りを展開するのか、うちの宣伝部長なんて言われるほどの津波ルアーズ・ファンのグランデ部長がどんな風にルアーを使うのか、彼らとザキや俺がどんな会話を交わしつつ、メキシコの釣りを謳歌するのか、どうかお楽しみに。

 

 

 さて、メキシコに行く前にはいくらなんでも日本で魚を釣ってからにしたいと思っていたら、先週の金曜日のリザーバー釣行でようやく。小さいけれど、俺は満足。

 

 ルアーはブランニューWスウィッシャーのプロトタイプ。ボディはNivaでプロップは新型のSnip Tone。他にエディープロップのSnip Toneヴァージョンもある。(ちなみにこれのシングルスウィッシャーのプロトはかのFanatico=コロンビア珍道中でピーコック・イノの相棒=ピラーニャ・スエが使用)次のリリースはこれ。実はWスウィッシャー2種と同時にペンシルベイトも同時にリリースの予定。

 

 

 その次の日の土曜日はコロナとのライブが難波屋で。楽しい時間を過ごす。

 

 この日印象に残ったのはマンケイ君という珍しい名前の男。ニール・ヤングのTonight's The NightのTシャツを着たひときわガタイのいい人だったので、思わず話しかける。これを契機と訥々と話し始めた彼によると、どうやらトップウォーターの釣りが好きで、俺のブログを見て初めてライブに来てくれたのだそう。

 

 ブログでは告知するものの、それを見てライブに来てくれる人なんていうのは実はそんなにいるはずもなく、そういう人を見つけると俺は本当に嬉しい。ニール・ヤングを始めオールドウェーブなロック好きの彼は、加えて俺のプレイに感動さえしていただいたとのこと。立って見ていてくれたのだそうで、演奏を聴いてどうしてみんなが立たないのか訝しんでいたらしい。

 

 その後、20年前の彼が16歳の頃まで遡って、ここに至るまでの経緯を話してくれた彼は、今時珍しく朴訥な男で、何だかそれがものすごく清々しかった。

 

 

 そして昨日の日曜日はうちの息子=つくるの誕生日。Beat King Jの出荷準備の後、吹田の隠れ家ジーニョにて少しの友人たちとささやかなパーティー。生まれてもう一年も経つなんて・・・と月並みに親らしい感慨に浸る。俺が人の親なんていうのも少し前まではうまくイメージできなかったことだ。彼が今後どういう人生を歩むのか、出来る限り見ていたいと切に願うのも、これまた親心ということなんだろうなあ。

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発狂的なブラックバスを求める方へ

 

 「発狂的なブラックバスを求める方へおススメします」とはLiberal Anglers。なかなかイカしたコピーだ。彼なりのこのプラグへの思い入れも綴ってくれている。

 

 今回のBeat King Jの別注はHead HuntersRotton、それからpesca depot、そしてこのLiberal Anglersからいただいている。Liberal Anglersは随分前から俺の周辺にいる人物の一人でそこそこ付き合いも長くなりつつあるのだけれど、うちのディーラーとしてはいわば新進気鋭でまだそれほど知名度もない。それなのに別注とはなかなかの気概ではある。単に「やりたかった」と言うことが一番の動機であるとは思うけど、それが俺にとっては最も喜ばしいことだ。

 

 冒頭の画像はそのLiberal Anglersのカラーリング。この角度からのショットにいかにも色気があってちょっと気に入った。以前の別注でくじらフェに塗ったと同じくオールドのルアーから拝借したパターンである。オールドのカラーリングと言うのはやっぱりそれなりに表情もあり、バタ臭さもあり、雰囲気抜群だ。こういうたたずまいに追いつけ追い越せとトライ&エラーの連続がうちのカラーリングの変遷そのままではあるものの、こう言うのを見ていると、それはおいそれとはいかないとは思う。本当に。

 

 

 そうこうするうち、Beat King Jのご予約締め切りは今週の土曜日で、出荷は来週月曜日ということになる。別注及びレギュラーカラー共々、どうかふるってご予約いただきたいものだ。そうでなくて見て、そして買いたいという諸氏は連休中には店頭に並ぶはず。日本全国津々浦々に津波ルアーズのディーラーが存在するわけでもないし、在庫をしてくれるお店というのもそう多くはないので、全国的に気軽に手にとって見ていただくということはなかなか難しいのだけれど・・・。

 

 

 ルアーの締切日と同じその29日(土)には大阪は西成の難波屋にてコロナとアンツモトキのライブあり。「KORONA MUZIK WITH ANTS MOTOKI OUTING LIVE」のリリースも同時に。連休中で何かとお忙しいとは思いますが、ぜひいらっしゃってちょうだい。

 

 昨日はそのライブのリハーサルがあった。アンツモトキはこの度、老朽化するエフェクターを一部買い替え、さらにはスウィッチャーなるものを導入してシステムを一新したから、リハーサルは必然的にこのシステムのリハーサルでもあった。シンプルにしようと奮闘したら、なんだか複雑になってしまった感もあって、実を言うと、これに若干戸惑っている俺ではある。

 

 ちなみにエレキギターというものには、アンプとの間にギターのサウンドに文字通りなんらかの効果をもたらすそのエフェクターというものがつきもの。これをいくつかつないで、演奏中は主に足で踏んで操作することになる。必ずしもみんながみんなそうではないのだけれど、この頃アンプに直なんていう男らしいやり方はなりを潜めていて、誰しも1個や2個はこれを使うのがノーマルというもの。この俺もその例に漏れずこれを使うわけなのだけれど、元来それほど器用ではないオールドスクールな俺なので、例えば踏み間違えなんてことも起こってしまうのである。

 

 おかしなサウンドを意図的に鳴らすと言うこともあるのだけれど、まるで場違いな音が意図せず出てしまうことがないこともなく、そんなことがライブで起こるとこれはなかなか困った事態ではある。

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Something Nice !

 

 今年のTシャツに入れるにふさわしい言葉を探す。アイデアがあってイラストはなんとかようやく出来上がりつつあるのだけれど、どうにも気のきいたフレーズに思い当たらず。そうこうするうちSomethingという言葉が引っかかって、やがてSomething Niceというフレーズに至る。これならメモに描いて集めておいたいくつかのイラストにぴったりだと思う。

 

 「なんかいいもの」と訳すのが妥当だろうか。「なんかいいもの」を探して収集することはほとんど俺の趣味だと言ってもいいから、これはなかなか的をえたフレーズだと思う。Something Elseというのも悪くはないが、これだと「実に素敵なもの」となるらしく、ちょっと収集の難易度が上がってしまう。Something Goodは「何かいいこと」となって、これまたちょっと違う。Something Niceが丁度いい。

 

 

 例えば次にリリースのBeat King JはあなたのSomething Niceになってくれるだろうか。来週頭には出荷予定。

 

 ところで冒頭の画像のパターンはCrazy Fishという結構前からあるカラーリング。それだけにかなりの変遷を経て、ここにきて何やら完成の域だと思うのだけれどいかがだろう。そりゃ、前の方が良かったなんてへんこな意見の諸氏もきっとおられることだろうとは思うけれど、俺はこれがかなり気に入っている。だからこのパターンはクワイエットファンクとのコラボレーションでも採用したのだ。

 

 

 それはそうと、このクワイエットファンクとのコラボルアーが遅れに遅れていて大変申し訳ない。加えてレスイズモアとのコラボレーションも同じく遅れている。思いの外ご予約数が多かったというのはその理由の一つなのだけれど、それにしても心待ちにしていてくれる方には本当に申し訳ないと思っています。昨日からクワイエットファンク久保田氏とはパッケージの最終的な打ち合わせをしているのだけれど、肝心の塗りが上がらないことにはしょうがない。

 

 ちなみに、予想より生産数が多くなったとは言え、パッケージに経費を多く割くというわけにはとてもいかず、実を言うとパッケージ製作は彼と俺とのほとんどDIYに近い形で進んでいる。そのパッケージの裏面には、俺が久保田氏に是非にと依頼したコラボに際してのちょっとした文章が入ることになっていて、これが少々遅れて昨日上がってきた。その文章が期待通り、いやそれ以上の出来で俺は少し幸せな気分になることが出来た。かくしてHere's the thingと俺が題したこの文章もSomething Niceとして俺のコレクションに加えられることになる。

 

 

 この頃にしては珍しく夜中にブログを更新している。子供のせいで寝るのも少し早くなったからなかなかそういう機会もなくなった昨今なのだけれど、あまり更新できていないからそうも言っていられなくて。こんな時にはTVをかけっぱなしにするより、静かにボサノバを聴くのはいい。ただしそれはボサノバならなんでもいいってわけにはもちろんいかない。それは良質でなければならず、ジョアン・ジルベルトなら文句はない。これなら俺は心を平穏に保ちつつ作業を進めることが出来るのだ。これだってSomething Niceな俺のコレクションの一つ。

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