バリエーションとエピソード

 

 バリエーションが欲しくなる。それは性と言うものだ。

 

 Nivaはそもそもペンシルベイトで、まるで磁石が反発するようなスライドアクションが売り。サイドがフラット気味のその3D形状が絶妙であるがゆえにアンバランスになり、そう言うアクションを生む。これを少し短くして小器用にアクションさせようと考えたのがNiva S(改めNivazinho)である。さらにこの形状がひょっとしてスウィッシャーに生かせないか?と発想したのがNiva RantNivazinho Rantだ。

 

 これら派生系は一定以上の成果を得たと思っている。ことにNiva Rantなんて、俺自身はWスウィッシャーの理想形ではないかと、今のところは思っているし。

 

 そして、これを一歩進んでライブリーに生かせないかと思ったことがNiva Lの発端。

 

 

 ところがライブリーと言うと、うちにはSlapphappyシリーズを始め、すでにこれまた色々なバリエーションが存在する。だからただのライブリーと言うのではなく、ちょっと特徴的なものにしたつもり。いちばんの特徴はロールアクション。アイの位置をできる限り下側にし、後ろ下がりの浮き姿勢になるようウェイトを調整し、ロールが強目に出るようにしてある。ここまでロールの強いプラグはうちにはない。

 

 しかもロールというのは二次元(断面が円)のプラグだとあまり意味がなく、サイドがフラット気味のNivaでこそ生きるアクションだ。パタパタと倒れこむことが特徴的な水流とフラッシングを生むから。

 

 また後ろ下がりの浮き姿勢によって、ちょんと煽った際に頭が下がってお尻が浮き上がり、移動距離の短いアピールも得意になる。


 ペンシルやポッパーが一種類ではないように、ライブリーにも様々なバリエーションがあってしかるべし。使い分けるという意味もあるのだけれど、使っていると、そう、バリエーションってどうしても欲しくなるものだ。ただ、フィールドによって様々なシチュエーションがあり、さらには好みというのは存在するから、このプラグがライブリーコレクションの中においてどのくらいの頻度で登場することになるのかは使い手次第ということになる。

 

 それにしてもまず間違いなくこのNiva Lは釣れるプラグではあるから、持っていて損はないと断言しておきましょう。必ず出番が訪れるはず。

 

 

 同時にリリースの20thTシャツと20thステッカーは津波ジャンボリープラッガーズハイで参加賞として配られたり販売されたもの。20の文字のグラフィックの中身は20年の間にリリースされたプラグのイラスト。元木自身が描いたものです。

 

 ただし、どういうわけかイノシシだけが描かれていない。廃盤だからというわけではなくて、俺としてはてっきり描いたつもりでいたのだけれど、あとで指摘されて発覚。そのイノシシがイベントで先行リリースされ、20周年記念として年末に一般リリースされるとは奇遇といえば奇遇。20年ならばそんなエピソードもあってしかるべし。このTシャツやステッカーを手にしたら、通エピソードとしてトリビアよろしく語ってみて欲しい。

 

 

 Niva L20thTシャツ20thステッカーのご予約は津波ルアーズ ディーラーにて。11/13(火)まで。

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Niva Lと20th Teeとステッカー

 

 新作のご予約開始!それから20thのTシャツとステッカーも。ご予約はディーラーにて。ひとまずはフライヤーと詳細をUP!

 

 

Niva L
ニーヴァ・エル

Size : 111mm
1 1/3 oz class

アユース製
ウレタン・フィニッシュ

with Eddy Prop + Mini Pick Flap
    or Rant Prop

Hook : Dos Cactus #1/0

Color :
Crazy Fish Mint Green [CF-MG]
Old Snapper Chartreuse [OS-CH]
Fire Red [FR]
Tobacco Sunburst [TSB] 
Blue Gill [BG]
Skull [SKL] Glow

¥8,000 (+Tax)

Delivery 2018.11

 Nivaのバリエーションが増えるには訳がある。今度はライブリー。
 

 扁平3Dボディのバランスを崩す一歩手前のパタパタと倒れこむようなきわどいロール、それによるかつてないフラッタリング&フラッシングが持ち味。
 

 また、リップが装着されたことで、短い移動距離でもショートジャークで、あるいはダイブでアピール。シングルスウィッシャー的に使うのもよし。
 

 もちろん、加えて例のスニップ・トーン・システムによる特有のノイズがスレたバスに有効。リアのパーツはエディ・プロップ+ミニピックフラップとラント・プロップの2種類。金属干渉音がもはやノイジーの域のエディ・プロップ+ミニピックフラップに対し、ラントプロップはこれまでにないタイプの摩擦音が特徴。

 

 

20th Tee
20周年記念Tシャツ

6.2oz Cotton Tee Shirt
Color : White, Mix Gray, Gold
Size : S, M, L, XL, XXL
Material : Cotton 100% 

Price : 5,000 yen + Tax

 20周年イベントで製作したTシャツです。数に限りがあります。ご了承下さい。

20th Sticker
20周年ステッカー

Size:100 mm
Price 300 yen + Tax

 20周年イベントで製作したステッカーです。数に限りがあります。ご了承下さい。耐光性があり、タックルボックスや車等、屋外で使用可能です。

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Plugger's High!

 

 濃密で刺激的だったことは間違いないのだけれど、俺自身それを未だ咀嚼し切れずにいる。あれは一体なんだったのか?そんなPlugger's Highについて、メリーゴーランドのようにまだまだぐるぐる回り続ける頭をようやく一旦制動して、しょうがないのでそろそろ書いてみることにする。(しかも一度書き上げたのに、不注意でデータがどこかに飛んで行って本日書き直し。いろんなところから助け舟が出てデータは戻ったけど、仕切り直して加筆修正)

 

早速送ってくれたので、ひとまずはほとんどを28日撮影担当のイチ(映像作家)君の写真を使用しました。Photo:Ichiとクレジット入れてあるのが彼の写真。

http://fungraph.jp https://www.behance.net/ichi_fungraph

彼の写真は色彩が綺麗で、なんだかストーリーさえも見えてきそうなドラマチックさがある。うちのインスタには彼の写真をもっと上げます。上の俺のポーズは彼のオーダーです。いい写真。足短いけど。加えて、彼の本職の映像が見事。今回もちょいと撮ってもらってます、実は。

一日目に写真を撮っていただいた鈴木 穣蔵氏のは後日公開。

 

 津波ルアーズの売り上げのことを考えるなら、実は未曾有のピンチと言ってもいいくらいのここ一年余り。来年はメキシコなんて行けそうになくて、玉越さんと行った今年のメキシコ遠征は最後かもしれないなんて。30周年はおろか、5年先の25周年さえ見えない。まあ、この20年と言うもの、いつだって先なんか見えたことないんだから、それは当たり前と言えば当たり前ではある。最初はメキシコに行けるなんて思いもよらなかったから、振り出しと言えば振り出し。土台この20年がそもそも奇跡のようなもの。

 

 そうだとしたらば、玉越さんと行って、是が非でも撮りたかった映像が撮れたと言うのは、これはひょっとすると奇跡中の奇跡なのかもしれない。玉越さんに「行きます」と返信をもらった日は本当に嬉しかったし、メーカーとしてではなく自腹で映像に出資してくれると聞いた時には涙ちょちょぎれそうだった。そんな経緯のDVDは年末リリース予定。仮題「Leyenda en Vamonos」。

 

Plugger's High前夜、玉越さんの65cm 12lbキャッチの祝賀パーティーで。玉越さんのこんなパーティーに出席出来るだけでも光栄。あらためてあらためておめでとうございます。

 

 ところで、執拗にメキシコ、メキシコって言うようだけれど、これがどのくらい俺の、つまりは津波ルアーズのモチベーションやスキル、それからインスピレーションにつながっているか、そこには俺だってはかり知れないくらいの大きな何かがあるということを声を大にして申し上げておきたい。これがなければ、津波ルアーズの大部分のルアーやカラーリングはなかったと言っても過言ではないほど、かの国への渡航とそして釣りは俺をインスパイアし続ける。それは投資であり財産。無駄と思えることが俺がやって来たことで、一見無駄と思えることがそれを支えるのは当然の成り行きか。今あえて言う、Viva Mexico!

 

Photo:Ichi tetokaのドアの向こうに見えるのはプロデューサー河原くん。Plugger's Highってタイトルは、「ずいぶん前から、もし自分が津波ルアーズのイベントをやることがあったら、つけようと思ってた」んだそう。「だからみんなが普通に使ってくれてるのが嬉しいです」とのこと。すごく良くできたタイトルだと俺は思ってたから、ずっと温めてたのには納得。それに「もしやることがあったら・・・」なんて彼が考えていたことは、イベントを立ち上げようとするその時に彼が使った俺に対する「愛」なんていう言葉が「マジ」だと思えなくもない。それはとてもありがたいこと。


 それはさておき、そんな中、周辺から湧き起こったのが20周年の二つのイベント、津波ジャンボリーPlugger's Highだったから、ここには複雑で神妙な思い入れがあった。

 

Photo:Ichi Plugger's Highのプロデューサー河原君と、音楽=バンドを通して二十数年の付き合いの岸。今回配ったCD-Rアルバムをプロデュースしたのは岸だったから、これは奇しくも俺をプロデュースする二人のツーショット。

 

 津波ジャンボリーはカミオカが言い出しっぺで、俺と彼を中心にアイデアを出し合って出来上がったのだけれど、Plugger's Highの方はその津波ジャンボリーに触発された河原君のアイデアでほとんどが出来上がっていて、そこに一生懸命俺が追随する形だったというのが本当のところ。もちろん津波ジャンボリーに引き続きカミオカの献身は言わずもがな。ただ、そこには彼らだけではなく、わけのわからない20年というものの胎動のようなものも確かにあって、それらが渾然一体となって津波ルアーズを押し立てた。俺だけでは当然実現しなかったと言っていい。

 

Photo:Ichi 横浜在住だった岸がこのところ関西に帰って来ていることも、そんな「胎動」の一つだったんじゃないのって思えなくもない。ここ数年、いつの間にか俺が音楽的に頼っているのは、誰あろうこの男なのだから。

 

 そうしてPlugger's Highはいろんな人を巻き込んで面白いくらいに膨張あるいは暴走を始めた。苦労も面倒もなくはなかったが、結果楽しくないはずがなかった。トークショーで三浦さんが俺に問うた「好きなことを仕事にして辛いことはなかったですか?」の答えそのまんまに、辛いこともあるけれどそれにも増して面白くて楽しいことがそこにあった。

 

Photo:Ichi 河原君の可愛いお二人の娘さんもワークショップの図。

 

 ただ一つ気になったのは、思ってたよりもトップウォータープラッガーの来場数が少なかったこと。(あくまで思っていたよりもということではあるけれど)コラボしていただいたアーティストやミュージシャンや、その他訪れた外部の人たちのシンパシーは存分に感じることが出来たのに、内側とも言えるトップウォータープラッガーたちのパワーはそれほど感じられなかった。もちろんそれは俺の求心力不足でもあるわけだから、これにはちょっとしたショックを受ける。

 

Photo:Ichi うちのプラグを飾ったショーケースの上の河原作のカクテルBLACK-BATH。このネーミングってブラックサバスをパロったものだったのね?今頃気づく俺。

 

 それをプロデューサー氏に打ち明けると「釣り人しか来ないよりは、いいんじゃないでしょうか。ベクトルが外向きですから!」と。これには妙に納得して、そして救われる。

 

 そういうアピールを外向きにしていくことこそは俺の本分なのかもしれないね。閉じられた世界ではあるものの、だからこそ発信すべき、つまりは表現すべきだ。音楽がそうであるように。理解されなければ理解してもらうまで。

 

Photo:Ichi 今回もしつこくライブペイントの俺

 

Photo:Ichi tetokaの外に置かれたドラえもんの後頭部に誰かの名前。

 

Photo:Ichi 骸骨を描いたプラグのコレクション。これもメキシコツアーの産物。彼の国で骸骨は決して不吉じゃなく、むしろハッピーなものとして描かれることが多い。

 

Photo:Ichi ほとんど借り物の津波ルアーズのヴィンテージ

 

Photo:Ichi TSBにもこんな風にに並べると見応えあり。こうして見るとTSBにも変遷がある。

 

 展示した津波ルアーズの20年を感じさせるプラグたちは、俺がわずかに所有するものと、ほとんどは太田隊長やCrawlerイノウエ、それからカミオカやナカシマに借りたもの。なぜなら12年前の火事でほとんどは焼失してしまっているから。それにしてもなかなか壮観ではあった。重ねれば重ねるほどに、曲がりなりにも歴史は刻まれて行くのだ。これまで作って来たプラグを、塗って来たカラーパターンを、こうしてまじまじと眺めることなんてなかったんだけれど、そうしているとどれもが悪くないなと思えて、不思議と愛おしくなって来る。

 

Photo:Ichi tetokanのご飯。これ旨かった。800円なり。

 

Photo:Ichi tetokaの外観。左端はお店の女番長=千絵子さん。右端はオーナーの手塚さん。

 

 それはtetokaという場所のせいもあるのかもしれない。ここにはどうやら魔力というか磁力のようなものがあって、飾られたプラグたちはその不思議な力をまるで静電気のように帯びて鈍く輝いた。人もまた同じような気がする。

 

Photo:Ichi

 

DJ Ryo-changとIke-chang(?)

 

 だからかどうか、DJもライブも充実。DJ群の選曲センスに俺は脱帽。東京組のDJには関西組のコロナも池田君も岸も押され気味だったか。新鮮だったのはどいちゃん、Ryo-changあたりだろうか?Ryo-changのエチオピア・ファンクなんて俺のハートを鷲掴みだった。考えてみれば、急ごしらえのPAにも関わらず、音がまるで悪くなかった、というよりむしろ良かった。

 

Photo:Ichi

 

 そんなに音量を鳴らせるわけではないのに、ライブも至極やりやすかった。俺はまたしても下手な歌を恥ずかしげもなく披露。ジャンボリーに続いてウクレレの弾き語りとか。このところこれが癖になりつつはある。目指すのはヘタウマ。MCでも言ったけれど、音楽って止めるとか止めないではなくて、そこにあるものだとこの頃ことに思う俺。

 

Photo:Ichi

 

 本職がドラマーの岸は今回リッケンバッカーのベースを弾く。これはやつの自慢のベースで、これまではちょいちょいレコーディングでこれを弾いているのだけれど、人前でこれを演奏するのはおそらく初めてではなかったか。「調整がめんどくさいからみんな使わないんですよね」と最近俺に語った時のやつの表情は、なんだか嬉しそうだった。ベーシスト池田のいない二日目にはコロナのベーシストにも急遽抜擢。

 

Photo:Ichi

 

 大阪から参戦のコロナは顎足枕自腹、そしてノーギャラ(キャスト全員そうなんだけど)。数年前から一緒に演ることが多くなったりょうちゃん、そしてあっちゅん、池田君とは、これも何かの縁なんだろう。本人がどう思うかはいざ知らず、りょうちゃんの天然性テキトー具合というのは、これはもう天才の域で、そこから繰り出される意表を突いたメロディーだとか、ユニークな歌詞だとか、これがかなりいけてしまっているのは不思議であるとしか言いようがない。ま、それをして才能と言うのだろうけど。「かへる総理」は名曲だ。

 

photo:ichi  うちの義兄と義姉とそして甥っ子

 

photo:ichi  アーティストコラボの面々とはほとんどが初めて。この人はHaseさん。

 

photo:ichi  駆けつけたレスイズモアのタカハシと、同じ伊丹市出身ということで河原くんとも盛り上がったカミオカ

 

目黒からお越しのBass Pond 松井氏。シャンパンの差し入れをありがとう!

 

イベント先行発売の20thイノシシ(HEADZではソニック・ウリボウとのニックネームが付いたらしい。これは絶妙のネーミング)来年の干支でもあるイノシシだから、一般リリースは12月としました。しばしお待ちを。

 

コロナ、そしてトップウォータープラッガー、そして付け髭、付け鼻のプロデューサー。彼らの乗りが俺は好き。

 

この日のために作ったマーブルプラグ群。これまた壮観。

 

photo:ichi  新作グリップ(プロトタイプ)はPlugger's Highが初公開。なんとネック型。当然ソニックマスターとはベストマッチ。

 

Photo:Ichi この人、あのSAKURA印のサクラ釣竿の櫻井さん。御曹司。めちゃめちゃ津波ルアーズとPlugger's Highを評価してくれた彼でした。実際に買っていただいたし。

 

photo:ichi  20周年記念Teeあります。欲しい人、メール下さい。もしくはディーラーにお問い合わせを。

 

photo:ichi  三浦さんとトークショー

 

 トークショーだけでなくいろんなことでヘルプいただいた三浦さん(Basserの初代編集長のこの人なのに、同日開催のBasser All Star ClassicというそのBasserのイベントをほっぽって来てくれた)は、今では俺の良き理解者の一人。三浦さんはじめ、河原君、岸・・・俺を俺以上に評価してくれる人たちが俺の周りにはわずかながらおりまして、それが胎動を巻き起こす一つの要因であったのかも、って今思っている。粋人を絵に描いたようなこの人はもはやなんだか俺の心の支えとなりつつあるのだ。もっと早くに知り合いになっていたら、なんて三浦さんは言うけれど、そんなに前ならここまでお互い親密になれなかったのかもしれないと思ったり。縁とはえてしてそう言うものかなあと。

 

photo:ichi  なんとイカしたおじさんなんでしょう。アーティストコラボで参加いただいた八百板さん。この人にうちのルアーを描いてもらうことが出来るなんてなんとも光栄。

 

銀座の男爵(?!)と三浦さんと、悩みに悩んで額入りの俺のハンドペイントのカエル2匹を引き取った入江くん。三浦さんが手にするのはDJ AG(What's Loveのドラマー)がかけた西田佐知子。

 

photo:ichi  うちのキャップを買ってくれて、しかもそれを被って登場したたえちゃん。素敵。

 

 そしてイベントは二日目の夜、この人たちの登場でピークを迎える。誰あろう、しのちゃん、たえちゃんのT字路s!このところの超人気で忙しくて忙しくて、しのちゃんは好きな釣りにもほとんど行けていないにもかかわらず、レコーディングの合間を縫って、しかもシークレットでやって来てくれた。シークレットじゃなきゃ、今やこの人たちをこんな小さな箱で見ることなんて出来ないので、居合わせた人たちはとてもラッキーだった。現場はちょっと騒然とした空気だったもんね。

 

photo:ichi 

 

 それもそのはず、彼らの音楽ってこのところ見る度に良くなっている気がする。上り調子で勢いが止まらない。なんだか突き抜けている。俺が言うのもなんですが・・・。そんなT字路sのスーパーボーカリスト=たえちゃんが、俺の歌をして「優しい声」なんて言ってくれたりしたら、これはもう照れてしまう他はないのである。嬉しいけど。

 

いつものTじゃなくて、この日に限っては20にしてくれたたえちゃん。気が利きます。

 

 手弁当来てくれただけでなく、おまけに一緒に演らせてもらった。facebookにその映像(公開許可取得済み)があるので、ぜひご覧あれ。いつか一緒に演れたらなあ、って思っていた俺だったから、これは掛け値無しに嬉しかったし楽しかった。

 

 最後の曲「これさえあれば」の途中の、おそらくたえちゃんアイデアの仕掛け(そう言えば、曲の前に「ねえねえ、わかってるよね?」ってたえちゃんがしのちゃんに念を押してたっけ)には、俺はほとんど涙溢れかけていてこらえるのに苦労した。実は帰って映像見てちょっと泣いた。

 

photo:ichi  宴の終わり近くのtetokaはほのかに暖かい空気とうら寂しい空気が入り混じっておりましたとさ

 

アーティストコラボに参加していただくのがほとんど奇跡の伊藤桂司氏。そんな目玉となる作品を事務所に置き忘れて大慌てしたのは私です。翌日宅急便で届けてもらったけど・・・。そんな俺を嫌な顔一つせず笑って許した桂司さん。だからこその大家なんだろうと感心、そして反省しきり。

 

 そんなこんなで感動のうちに幕を閉じたPlugger's High。誰がなんと言おうと俺はやって良かったと思っている。グラフィックデザイナーの大家である、あの伊藤桂司(敬称略)をして「濃い」と言わしめたこのイベントは、tetokaでもきっと語り草になるはず。

 

Photo:Ichi

 

「来年もやって下さい」という三浦さんの言葉に思わず「はい」と肯いてしまった俺はアホなんだろうか。きっとそうなんだろうな。

 

photo:ichi  前列左からプロデューサー、三浦さん、千絵子さん、しのちゃん、たえちゃん、桂司さん、俺、岸、吉田真之市氏、カミオカ、タカハシ、りょうちゃん、八百板さん

 

 いやはや、みんな、本当にありがとう。愛してます。Peace!

 

photo:ichi  吉田真之市氏と伊藤桂司氏。彼らと出会えて光栄至極。吉田氏のバンド=Cave Gaze World、これいいよ。名前がちょっとだけ違うCave Gaze Wagonのことを俺は知っていたのだけれど、やっぱりそこにはこの人が関わっていたのだそう。たえちゃんもそのバンドのことを知ってたみたい。

 

 今日のところはこの辺で。

 

 あっ、今日はこれから難波屋でコロナミュージック with アンツモトキのライブあり。

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Plugger's Highって?その6 おそらく最終便

イノシシはPlugger's Highにてプレリリース

 

 いよいよ明日だ。Plugger's Highは今週末、東京神田Tetokaにて。俺は今、カミオカと車で東京へと移動中。彼に運転を任せてブログを書いている。事務所を出る際にばったり会った同じ摂津ビルヂングの住人BL松もっちゃん、「それで東京行くの?勇気あるなあ」と。「それで」とはもちろん愛車240のこと。若干心配はなくもないが、なんとなく頑張ってくれるものと思い込んでしまっている俺は楽天家なのか。

 

 さて、そんな差し迫った昨日のこと、準備で半ばパニクっている俺に、緊急企画なるものを告げるプロデューサー皮腹という人はいったいどういう男なのだろう。彼だってそこそこテンパっているはずなのに。彼担当のスペシャル・カクテル「BLACK-BATH」が完成をみたのはなんてったって昨日なんだから。

 

 その企画とは下記。

 

緊急開催!ワークショップ「ルアー塗ってみよう、作ってみよう」

10/27+28 “PLUGGER’S HIGH” @ tetoka, Tokyo.

 

主に木を素材として手作りで作られているツナミルアーズのルアー。

既製品のクオリティは言わずもがなですが「作る喜び」だけは何物にも代え難い!

お子さんと一緒に、いや、大人だけでもいいんですけど、ルアーをペイントして、パーツを組んでみませんか?

今回の展覧会用に、限定数のブランク(素材)をお安くご用意いたしましたので、楽しく作っちゃいましょう。

作業としては、素材に絵を描くなり、模様を描くなりして、色を塗ります。金属のパーツと大きな針をチョチョッと付けたら、あら完成です。

但し、実用を考えると最後に防水加工をする必要がありますので、あくまでこれは仮・完成です。

防水方法をお教えしますので、ご自宅でやって頂いて、本当の完成となります。その分、原価ギリギリの価格設定にしました。

もし、防水加工と金属パーツの取り付けはプロにやって欲しいという方はプラス3,240円(税込)でお受けします。完成まで2〜3週間お待ちください。

そしてルアーを通して、ブラックバスという魚のこともちょっとでも考えてもらえると嬉しいです。釣れたらもっと嬉しいですね。

どなた様も、奮ってご参加ください。未来のルアービルダーは君だ!

 

講師:元木正実(Tsunami Lures 代表)

参加費:¥3,240(税込)

持ち物:特になし。

時間:会期中いつでもどうぞ。でも先生がギターを弾いてる時はちょっと待ってください。

備考:爆安価格なので、ルアーは選べません。すいません。

 

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補足すると、これに使うルアーブランクはごくシンプルなペンシルベイト1種類のみ。ただし、オプション料金でスウィッシャーに仕様変更、つまりはプロペラを前後どちらか、あるいは両方に追加可能にしようとは思ってます。

 

 

 加えてそもそもあったライブ・ペイントに関しても知らない人のために。

 

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Live Paint Performance

 

オーダーにより、津波ルアーズ元木自身がその場でマジックetc.を駆使し、お好みのルアーブランクをペイントします。ネーム、メッセージ、もちろんサインもあり。工房に持ち帰りコーティング&リグ組みを施し、お届けまで2-3週間。定価の2000円UP+送料。

 

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 上の画像がヘッドハンターズでこの夏やったライブ・ペイントの作品。ワークショップとは違ってかなりの種類のプラグあり。ほとんどはお任せなのだけれど、ペイントする内容についてもある程度はリクエストにお応えします。「無理」って言う場合もたまにありますが。あと、ギター弾いてる時は描けません。

 

 と言うような、イベント満載の展示会Plugger's Highはほんとにいよいよ明日から。ただ今240も荷物満載で北上中。ハプニング必至のイベントにぜひお越しあれ。

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Plugger's Highって?その5

 

 アーティストコラボモデルや津波ルアーズの20年を垣間見るプラグなんかを飾るための額のようなものを工作している。これはこれで結構楽しいのだけれど、果たして間に合うのか?ということを考えると、こんなことしてる場合じゃなくて、もっと肝心なことがあるんじゃないの?という頭がどこかにあって、なんだか本末転倒、ケイオスの様相のこの頃。

 

 デヴィッド・デュヴァル・スミスという人のアーティストコラボモデルが先週末にようやく届いて、急いでコーティング、そして完成をみる。プロデューサー氏がデヴィッドに「送ったの?」って探りを入れたら「昨日出した」って言われて「まるで蕎麦屋の出前みたいでした」と聞いたのが、確かさらにその一週間以上も前の話だったから、ほんとにようやくなんです。

 

 

 それにしても彼が描いた二つのプラグが俺はとても気に入っている。なんだか、アートとはあっけらかんとやってしまうものだ、とそれは物語るようで、不意を突かれてふところに潜り込まれてしまう。またまた無知をさらけ出してしまうと、彼の「生意気」というアートユニットはとても有名みたいですね。ひとかどの人とはやはりそういうものだと納得しきり。どうりで天才的なはず。

 

 

 そんな強烈な個性が集うPlugger's Highで、誰あろう津波ルアーズが先行リリースしてしまうのがかのイノシシ。実はリリースされていなかったんじゃないの?って噂もある、マニア垂涎がどうかはさておき、とにかく幻のプラグだ。

 

 

 加えて一点モノのマーブルペイントプラグ。俺が個人的に気に入ったのを以下に数点載せておきましょう。

 

名作と謳われるシングルスウィッシャーの金字塔、ってあと10年ほどしてから言われたい、Bimbe

 

Bumb これが好きだ、と言う人は結構なマニアでしょ。和的サイケデリックな仕上がり。

 

見ればわかるけど、レギュラーとは違って少々チューンを施したSlapphappy Shad。プラスティコのハイアピールと似た仕様ではあるけれど、ちと違う

 

Sonic Bird Hase女史がコラボしたののオリジナルがこれです。

 

Sweephonic Cigar 今年のメキシコはレイク・エルサルトで大活躍したのはこのプラグ。

 

 そうそう、Plugger's Highでは玉越御大と明石と行ったメキシコ遠征の様子を納めた映像を流します。荒編と言う作業を終えたそれは、膨大な映像から6時間ほどを抜粋したもので、DVDに収めるためにはさらに凝縮されねばならず、一般にはまず露出されることのない貴重なものなんです。DVDは12月リリース予定。

 

 

 さて、そうこう四苦八苦の今日この頃にマニア谷口から釣果報告ジャンボリーで先行リリースのMighty Arrow 20th CCを契機に、「これまで(釣れすぎて)使用を控えていたこのプラグの封印を解いた」彼にとって、これのフィーバーを再び巻き起こすことが目下の懸案事項なのである。そんなわけで送られて来たブラックバス画像は新旧のMighty Arrowで獲った3尾。「夕方の数時間でバイト多発!出ても乗らなかったやつ、バラしたやつ含めかなりの反応がありました!恐らくは、アロウでしか出なかった魚ではなかったかと直感的に実感してます」とのこと。

 

 そうなんです。釣れる、と言うより釣れ過ぎるのよ、このMighty Arrowってやつはね。ほんとなんです。

 

 

 今日事務所で流れたのはCalexicoの奇しくも20年ほど前のアルバム。彼らの音楽もなんだかあっけらかんとしていて、ちょっとした親しみが湧いたり、しかしちょっとやそっとのセンスでは及びもつかない凄みだって感じられたり、俺にはとても気持ちがいい。

 

 先日、摂津市の「スグレモノ」にソニックマスターが選ばれた関係で、そのパンフを学生が作ると言う企画で取材を受けた。てっきりむさ苦しい男子学生が来ると勝手に思っていたら、やって来たのはなんと女子大生3人組。バタバタしている津波ルアーズの基地にそれが一服の清涼剤をもたらしたことは言うまでもない。若いって素晴らしいのだ。

 

 Calexicoの音楽もちょっとしたそよ風のようではある。それとはちょっと違うにしても。Plugger's HighのDJタイムには彼らのもチョイスすることにしよう。

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